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企業の脱炭素の技術や取組みを紹介するイベントが開催。未来に向けた企業の挑戦をレポート【名古屋市中区】

企業の脱炭素の技術や取組みを紹介するイベントが開催。未来に向けた企業の挑戦をレポート【名古屋市中区】

なごや魅力発信局(名古屋市)

2026年1月22日・23日の2日間、名古屋市中区の名古屋商工会議所で「カーボンニュートラル・テック・フェア2026」が開催され、脱炭素や省エネに関する最新技術や、企業の具体的な取り組みが紹介されました。

会場には、環境対応を検討する企業担当者を中心に多くの来場者が訪れ、各ブースで熱心に説明を聞く姿が見られました。

会場で感じたのは「脱炭素が身近になっている」ということ

このイベントで印象的だったのは、脱炭素や省エネといったテーマが、決して特別な話ではなくなっているという点。
省エネにつながる設備やシステム、CO₂削減の工夫、資源を無駄にしない取り組みなどが、実例を交えて分かりやすく紹介されていました。

「この技術を使うと、現場はどう変わるのか」「コストや手間はどうなるのか」というような具体的な質問が多くありました。

目次

クボタの取組み|「焼却灰から有価金属を回収」都市鉱山の発想

クボタの展示には多くの人が詰めかけて担当者の話に耳を傾けていました。

担当者の説明によると、ゴミの焼却灰や下水汚泥などを約1300度の高温で溶かす“溶融分離の工程を通し、砂のような材料(スラグ)と、有価な金属分を含む部分に分けていく技術を紹介。
金・銀・銅などの回収も見込めるとのことでした。

さらに、リサイクルしにくい廃プラスチックをエネルギーとして活用するという技術も紹介されていました。
きれいなプラスチックは素材として再利用し、再利用しづらいものは溶融分離の工程で“エネルギー”として活用する。そのような資源循環を現実に近づける工夫が、分かりやすい言葉で語られていました。

大成建設の取組み|海の“ブルーカーボン”を増やす挑戦

建設業の大成建設は、ブルーカーボン(海の生態系がCO₂を吸収・貯留する仕組み)に関する展示が印象的でした。

海辺の工事などで沿岸の環境に影響が出ることもある中で、浅瀬に生息するアマモの再生・育成に向けた実証の取り組みを続けているとのこと。

海の環境を守りつつ、CO₂吸収の観点からも注目され、来場者にも伝わりやすい展示になっていました。

また、海洋プラスチック問題を“循環”につなげる試みとして、漂着プラスチックを再生して作ったアクセサリーの紹介も。

環境の話が「遠い世界」ではなく、身近な課題として感じることができました。

「すでに始まっている脱炭素」を知るきっかけに

カーボンニュートラルという言葉に、難しさや距離感を感じている人も多いかもしれません。
しかし今回のイベントを通して、「すでに多くの企業が、できるところから動き始めている」ということを実感しました。

技術や取り組みを実際に見て、話を聞くことで、脱炭素や省エネをより身近に感じられる機会となっていました。

2月には「DX・生産性向上サミット」が開催

2月には「DX・生産性向上サミット2026」が開催されます。

本イベントは、名古屋商工会議所が推進する「NAGOYA DX・生産性向上ネットワーク」の一環として開催されるセミナー・講演会。
名古屋をはじめ、和歌山・熊本など各地でDXや生産性向上に取り組む先進企業が登壇し、現場で実践されているリアルな事例が紹介されます。

アワード受賞企業などによる講演・事例発表を通して、業務改善やDXのヒントを学べ、交流会も開催されます。

脱炭素と同様に、企業のニーズが高まっている「生産性向上」や「DX」を身近なテーマとして考えるきっかけとなるイベント。

参加費は無料です(交流会のご参加の場合は 4,000円)。

この機会にぜひご参加してみてはいかがですか。

【イベント情報】

イベント名: DX・生産性向上サミット2026
開催日: 2026年2月17日(火)
時間:
<第一部>15:00~18:00(参加費:無料)
<第二部(交流会)>18:10~19:30(参加費:4,000円)
会場:名古屋商工会議所
詳細は公式ホームページより

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